外用法

外用法

 

 1.全体に塗る場合
 2.ポイントで塗る場合
 3.全体+ポイントで塗る場合
 4.ODT(サランラップで覆って密封する治療法)
 5.尋常性疣贅の場合のODT
 6.ドレッシング(リント布で覆う方法)
 7.手袋を使った処置


 
トピックスにて 『保湿剤』 どう塗る?いつ塗る? を掲載しましたのでそちらも
 見てみてくださいね。

 


 皮膚科を受診する患者さんに一番多く処方されるお薬は軟膏剤です。誰でも塗った
 経験はありますよね。でも軟膏の塗り方で治り方が違うと言われている事はご存知ですか?
 そこで正しい軟膏の塗り方についてお話します。

 1.全体に塗る場合
   乾燥肌のように広く全体的に塗る場合には、両手全体に軟膏を延ばし手のひら全体で塗る。


 2.ポイントで塗る場合
   虫刺されなどで狭い範囲に塗るように指示が出た場合には、指先を使って患部だけに塗る。

 


 3.全体+ポイントで塗る場合
   全体に塗る薬とポイントで塗る薬を一緒に処方された場合には、まず全体的に塗る薬を塗っ
   てから、 ポイントで塗る薬を指示された部分だけに重ねて塗る。

 

 4.ODT(軟膏またはクリームを外用した後,サランラップで覆って密封する治療法)
   軟膏を患部に単純塗布し、その上をサランラップで覆い、絆創膏で周囲をテープ固定し
   密封状態にする方法で、 密封効果により経皮吸収が促進されます。

 


 1.患部に軟膏を塗ります
 2.ラップで覆います
 3.テープで固定し密封します

  1日数時間でもいいので、できるときに行ってください。

 

 5.尋常性疣贅の場合のODT

 

 

 上記のように軟膏を塗り、ラップ゚で覆います。
 患部が小さいため、ラップ゚ごとテープで固定します。

 6.ドレッシング(リント布で覆う方法)
   軟膏を塗ったリント布で患部を覆うことで、外からの刺激を防ぎ、薬の効果を持続させる
   事ができます。以下は、ステロイドの軟膏を併用する方法です。

 

 ステロイドの軟膏を患部からはみ出ないように塗ります
   ↓
 上からリント布を貼ります
  ↓
  この上からテープや包帯で固定します

 

  リント布を貼用したままでしたら、1日1回の処置で十分です。
  入浴の時に落とし、また処置を行ってください。
  リント布をはがした後は無理にこすったりせず、オリーブオイルやベビーオイル
  サラダ油など油性の物でふき取り、 お湯で流すだけにしてください。


 7.手袋を使った処置
   手は常にいろいろな刺激を受ける為、湿疹が治りづらい環境にあります。
   そこで、夜寝ているときが治療のチャンスとなります。

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 1.ステロイドの軟膏を患部に塗布します。

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 2.白い軟膏を重ねて塗布します。

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 3.白い軟膏は保湿効果が高いので多めに塗布してください。

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 4.綿の手袋をします。


 昼間ではなかなかできない治療なので、寝ている間を有効に使いましょう。


  これらの塗り方を覚えて頂いて、早く良くなってくださいね。