口の周りにできる口唇ヘルペスとしてしられています。
これは単純ヘルペスウイルスが原因です。大人なら大半の人がこのウイルスに既に感染しています。

10歳位までに接触感染により体の中に入り、15歳までにはほとんどの人が免疫力を獲得しています。
しかし、ウイルスは神経節の中で生き続け、あなたと生涯を共にするのです。

耳の後ろにある三叉神経節に潜んでいて、目.鼻.口にそれぞれ伸びている神経にのって活動したがりますが、 免疫力に抑えられて皮膚にはなかなか出てきません。

カゼを引いていたり、疲労やストレスがあるとか、 強い紫外線を受けたりするなどして抵抗力が弱まったりするとぶつぶつとして発症し易くなります。

治療としては、抗ウィルス薬の内服や外用があります。
かかりやすい人とかかりにくい人がいるので、かかりやすい人は手元に薬を置いておくといいでしょう。

また、幼児やアトピー性皮膚炎の患者さんに時々みられるもので、かきこわしにヘルペスが多発することがあります。
これはカポジ水痘様発疹症といって、範囲が広く、発熱を伴うこともある疾患です。

また目の角膜というところを障害すると視力障害を残すことがありますので、早期にきちんとした治療をすることが大事です。
(なお、性病として知られている性器ヘルペスは、少し違う種類のヘルペスウイルスでおこる、別の疾患です。)