生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんからもらった血液の影響で、思春期なみのホルモンバランスになります。
まるで思春期のように‘あぶらぎった’状態になるわけです。

これを称して、「アトピーの気がありますなー」なんて話になって、やみくもに軟膏を塗っている場合もあるようですが、 もったいない話です。
思春期の人々は、自分で顔を洗えますよね。ちょっとオシャレな人ならば薬も使います。
しかし、赤ちゃんたちは、そうはいきません。

そこで、お母さんたちにそれを代行してもらいたいのです。
ところで「赤ちゃんの肌には石けんをあてるな」と昔からよく聞く言葉があります。
たしかに、赤ちゃんの肌(特に顔)は表面をおおっている角質層がまだ、よくできていないので、石けんでゴシゴシこすると‘ずるむけ’ になってしまったり、そこまでいかずとも、かぶれて湿疹ができやすいものです。

そこで、次のような方法をおすすめしています。

  • オリーブ油、ベビーオイルなどを、顔、必要なら頭にもタップリ塗る。(サラダ油でも十分です。) 
  • そのまま2†3時間おく。できれば、重ねて何回も塗りながら半日おくほうが、より効果的です。
  • お風呂に入れて石けん、シャンプーで洗う。
    この場合、石けんの種類は、なんでもかまいません。
    大切なのはしっかりと手で泡だててから、泡のみをすくいとって赤ちゃんの肌につけてください。
  • 皮膚はこすらないで、塗った油を落とすつもりでやさしく洗いましょう。
    泡の力で落ちるだけで十分です。
    落ちないところは、翌日、また油を塗って、同じように洗ってあげましょう。
  • 入浴後に、処方してある軟膏をうすく塗ってあげてください。

この方法でたいていはきれいになります。

成長の過程のひとつのステップですが、かゆみもあり、赤ちゃんもかわいそうです。
愛情をもって手をかけてあげましょう。