ベルトのバックルによる典型的な金属アレルギー
金属アレルギー反応は、 汗や体液などで溶け出した金属イオンが体内に入り込み異物として認識され抗体ができると、 次に同じ金属に接触したときに炎症などを起こす現象をいいます。
一度抗体がつくられるとアレルギーを引き起こす原因となる金属(アレルゲン)と接触するたびに皮膚炎を生じ、数年から数十年、 時には一生治ることのない病気となります。
これが金属アレルギーと言われるものです。
指輪やネックレスなどの金属が皮膚に接触しているときに汗をかくと、 金属がイオン化して体内に入り、金属アレルギーの原因になります。
また、歯科金属アレルギーは徐々に金属が溶けるため数十年を経てして突然発症することも多く、すぐに症状が現れるとはかぎりません。
口の中に金属が存在し続ける以上金属アレルギーになる可能性はあります。
金属アレルギーによって起こる疾患はかぶれ、掌蹠膿疱症があります。
アレルギーの原因となる金属は金属テストで調べる事ができます。