ほっぺがリンゴのように赤くなるのでリンゴ病と呼ばれています。

パルボウイルスというウイルスの感染によりおこりますが、頬が赤くなって初めて気づかれることが多いようです。
顔だけではなく、手、足、おしりも赤くなるのが特徴です。
たいていは最初に頬に蝶型の紅班があらわれます。
境界は明瞭ですが、耳側、下顎側ではレース網状になります。
その後、手、足、おしりなどにもレース網状の皮膚症状が広がっていきます。

発疹が出る頃にはすでに感染力はありません。
潜伏期間は14日で、全身症状はほとんどなく、予後は良好です。

しかし妊娠20週までに感染すると胎児水腫という病気になってしまうおそれがあるので、 りんご病の患児に接触した妊婦さんは医療機関に相談する必要があります。